【「住民主体の介護予防」立ち上げ後の「4つの壁」】

りぷらすでは、住民主体の介護予防の実践を

2014年9月〜2018年2月まで、約3年半実践してきました。

現在は、年間1500名ほどが参加する体操教室を、講座を終了した
完全に住民さんが主体となって行なっています。



また、講座終了した方の81.8%が体操の活動者となっています。



ここまで、大きなポイントとして、4つの壁がありました。
今回は、それらをどうやって乗り越えてきたのかについて、まとめてまいります。

  1. 講座を始めても参加者が集まらない+参加しても活動につながらない
  2. 体操教室を主体的に実施するのが難しい
  3. リーダーさんの意向が変化してきた
  4. 活動場所が増えて調整が難しくなった

1.講座を始めても参加者が集まらない+参加しても活動につながらない 

 市の助成金を活動して、活動の認知度と信頼度を高める。 
 回覧板で、対象エリアに全戸配布する。 
 講座の研修内容を改善する。
 これら、3つの対策で、参加者増加、活動者が増加しました。

2.体操教室を住民さんが主体的に実施するのが難しい

 定期的に話し合いを密に実施。
 活動の中心メンバーさんがリーダーとなる。
 その結果、サポーターさんの自主組織である、おたからのわ『結』が立ち上がりました。
 信頼関係が大事でした。 
 まさに、プロセスの共有です。

3.リーダーさんの意向が変化してきた

 リーダーさんが交代して、新しいリーダーさんが生まれました。
 時間が経てば、当然起こること。
 次を担うリーダーさんがいなければ、もしかしたら縮小していたかもしれません。

4.活動場所が増えて調整が難しくなった

 副リーダーさんが誕生しました。
 その結果、活動者が増え、活動場所が増えていきました。
 活動が増えてくると、地域間の量やリーダーさんの負担にバラツキが出ます。
 うまく分担できる仲間がいることが重要でした。


大きく分けると二つで、活動を立ち上げるフェーズと、広げるフェーズ。
このポイントは、大きな分岐点になると思います。

実際に立ち上げて悩んでいる方や、これから立ち上げようと思っているが
悩んでいる方は、ぜひ参考にして頂ければ嬉しいです。


下記の機会では、それを詳しくディスカッションいたします。
実際に、サポーターのリーダーの方や、弊社でコーディネートに
当たっていたスタッフも参加するので、生の声を聞くことができます。

【2/17まで延長:りぷらすフォーラム2018】

また、4月〜6月頃に実際の「住民主体の介護予防の立ち上げ講座」を
行う予定です。
すでに、参加希望する方は、優先させて頂きますので、お早めにご連絡ください。
詳細決まりましたら、報告致します。

また、2/24以降で、すでに「住民主体の介護予防」
の立ち上げのご相談が多い場合には、そちらを優先し
「住民主体の介護予防の立ち上げ講座」を実施しないかもしれません。

何れにしても、お早めにご相談頂ければ幸いです。


(橋本)

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【「住民主体の介護予防の仕組み」が「失敗する理由」と「対策」】

【2/17まで延長:りぷらすフォーラム2018】

【石巻初のおたからシステムが丸森町へ】

おたからのわ”結”の運営会議

ボランティア団体:おたからのわ『結』始動!!

【第3回】おたからサポーター養成講座修了しました!

【「民間組織」が「行政」と「協働」する際に考えるべきポイント】 
活動1年半時点での活動報告


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【「住民主体の介護予防の仕組み」が「失敗する理由」と「対策」】

全国、様々なところでお話しさせて頂く中で、
どうやったら自分たちも住民主体の介護予防の取り組みを始められますか?
という質問を多く頂きます。

行政主導の取り組みでは
・茨城県のシルバーリハビリ体操、
・高知市のイキイキ100歳体操など
の2つが有名で

全国の様々な地域に導入されてきています。

その一方で、ご質問をいただくような、民間の組織やNPOなども、
自分たちで住民主体の介護予防の仕組みを
作ろうとしていますが、上手くいっている事例な話を聞いたことがありません。

今回は、それらが失敗するポイントとその対策について、まとめました。

失敗する理由

1)講座後の出口戦略がない、または専門家主体となっている

2)モデルケースをそのまま行う

3)専門家だけで行う

4)楽しくより、正しくを求める

これらを踏まえてポイントは

1)入り口から出口まで一連のプロセスを設計する

講座をするのは、実は簡単です。

いろんなところで、専門家が住民さんに講座をしているのをご覧になるでしょう。

健康講座、認知症予防講座。

難しいのは、講座の後、いかに「活動をしたくなる」設計になっているのか。

今までの、介護予防は、専門家が一方向的に住民さんに伝えるという仕組みでした。
それは、専門家主体です。
その先の行動変容が起こる仕組みを考えることが大事です。

そして、現場がない状態で、住民主体の活動をつなげても難しいと思っています。

少なくとも、活動を立ち上げる組織で数カ所のある程度信頼関係のある

現場(地域コミュニティー)があることが望ましいでしょう。

僕たちは、そこから進めていきました。

2)モデルケースから、アレンジする

モデルケースと、自分たちの組織や地域の違いを検討し、導入することが大事です。

それらの違いがあってもうまくいくのか、それともアレンジした方が良いのか。

例えば、ざっと思いつくだけでも「実施主体」、「資金」、「認知度」、

「信頼度」、「地域特性」、「関係機関との連携」など様々です。

上記を踏まえ最も大事なのが、「時間」です。

活動に際して、どのくらいの時間をかけて進めていくのか。

その時間によって、すべての設計が変わってきます。

僕たちは、0.5日/日×2日/週×2人で始めていきました。

3)住民さんと考える(理解のある関係機関があれば一緒に)

この講座の最大の受益者は、住民さんであり地域に住む人々です。

それなのに、いわゆる専門家だけで考えることがありませんか?

大事なのは、プロセス。

そして、この活動や、住民さんの生活にどのような良い影響が出ることを目指しているのか。

また、将来的にどんな地域を一緒に目指しているのか。

そんなことは、言葉にしないと伝わらないし、誤解を生みやすいので、共有することが大事。

そして、ビジョンの共有やブラッシュアップも重要です。

始めたら、どんどん改善することが出てきます。

変化を恐れず、どんどん一緒に考えながら、プロジェクトを進めていきましょう。

僕たちは、月に1回~2回一緒に考えながら、プロジェクトを進めています。

4)楽しくないと始まらない、続かない、まずは楽しく

専門家であるがゆえに、この落とし穴にはまりやすいと思っています。

・正しい → つまらない → 続かない → やってもやっても継続しない

・楽しい → 継続する → 少しづつ正確になる → 効果出てくる 

こんな好循環を目指すには、まず「楽しさ」が大事。

楽しくないと続かない。

講座は、「笑い」が大事です。

とはいえ、このような活動が必要となっている背景もお伝えする必要があります。

それは、固くどちらかというと、聞きたくない内容です。

なので、講座のどのタイミングで、「どんな内容」を入れるか。

毎回話し合い、細かく何十回も改善して今のスタイルになりました。


民間の組織で立ち上げるのであれば、おそらく私たちの取り組みは参考になると思います。

その理由は下記の通りです。

1)住民の認知度、信頼度0:地縁があるスタッフは0、すべて移住者で実施

2)資金最低限;10名のデイサービスをやりながら実施

もっと詳しく知りたい方は、

2/24『りぷらすフォーラム2018』を開催します!

にご参加ください。
実際に講座で使っているテキストの一部も配布する予定です。

(橋本)

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東日本大震災による死亡リスクが明らかに ‐震災当日とその後 3 年間‐(東北大学より)

震災前後のうつ、友人との交流などと死亡率を調査した研究が、東北大学より報告されました。
震災後の研究は沢山ありますが、震災前後で比較した研究はほとんどないとのことであり、非常に貴重な研究です。
 
また、災害後はうつ傾向にある方や孤立傾向にある型のケアが重要だと書かれています。
 
そして当たり前ですが、平時からの社会的な交流の重要性や、うつ傾向の方のサポートなどが重要です。
 
健康は、自己責任だけではなく、社会的な要因と深く影響していることが知られています。
 
(橋本)

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【石巻初のおたからシステムが丸森町へ】

 

6月29日、丸森町で初めて「おたがいカラダづくり講座」を開始! 

平成26年9月より、りぷらすが宮城県石巻市で進めてきた「継続する住民主体の介護予防システム(おたがいカラダづくりシステム)」が初めて石巻市以外の市町村で始まりました!

 

今年度から丸森町の役場から介護保険制度の一般介護予防事業事業として事業委託を受けて実施するものです。

背景として、丸森町は宮城県第2位の高齢化率であり、その数は38.3%を超え、主に高齢による衰弱と認知症が原因で介護の必要となる人が増えており、健康寿命の延伸を目的に住民主体で介護予防を進めるための仕組みをつくる「おたがいカラダづくりシステム」を開催することとなりました。

 

りぷらすの同システムでは、住民が「講座で学ぶ」、「地域で実践する」、「活動を継続させる」といった3段階のアクションを経て、自分や地域の健康づくりのために活動する『文化』を創っていくことを目指しています。

 

まずは、その1段階目である「講座で学ぶ」として「おたがいカラダづくり講座」を開催しました。講座を行ったのは、県内外でも小規模のまちづくりで注目されている宮城県丸森町の筆甫地区。筆甫まちづくりセンターさんと協働してのチャレンジになります。

 

今回は、2日間の講座のうちの1日目でした。

筆甫地区にお住いの11名の方が受講され、40代~80代までの方が一緒になって座学と体操の演習を通じて学びあいました。

これまでやった講座の中でもトップクラスの盛り上がりで、笑顔あり、元気あり、学びありの講座となりました。

 

次は7月6日()、ストレッチ、筋力トレーニングなどの演習とグループ発表です。

どんな時間になるか今から楽しみです!

 

講座後に活動を通じて、筆甫地区がもっと元気な地域にできるよう、全力で取り組んでまいります!    

(落合)


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6月29日、丸森町で初めて「おたがいカラダづくり講座」を開始! 

平成26年9月より、りぷらすが宮城県石巻市で進めてきた「継続する住民主体の介護予防システム(おたがいカラダづくりシステム)」が初めて石巻市以外の市町村で始まりました!

 

今年度から丸森町の役場から介護保険制度の一般介護予防事業事業として事業委託を受けて実施するものです。

背景として、丸森町は宮城県第2位の高齢化率であり、その数は38.3%を超え、主に高齢による衰弱と認知症が原因で介護の必要となる人が増えており、健康寿命の延伸を目的に住民主体で介護予防を進めるための仕組みをつくる「おたがいカラダづくりシステム」を開催することとなりました。

 

りぷらすの同システムでは、住民が「講座で学ぶ」、「地域で実践する」、「活動を継続させる」といった3段階のアクションを経て、自分や地域の健康づくりのために活動する『文化』を創っていくことを目指しています。

 

まずは、その1段階目である「講座で学ぶ」として「おたがいカラダづくり講座」を開催しました。講座を行ったのは、県内外でも小規模のまちづくりで注目されている宮城県丸森町の筆甫地区。筆甫まちづくりセンターさんと協働してのチャレンジになります。

 

今回は、2日間の講座のうちの1日目でした。

筆甫地区にお住いの11名の方が受講され、40代~80代までの方が一緒になって座学と体操の演習を通じて学びあいました。

これまでやった講座の中でもトップクラスの盛り上がりで、笑顔あり、元気あり、学びありの講座となりました。

 

次は7月6日()、ストレッチ、筋力トレーニングなどの演習とグループ発表です。

どんな時間になるか今から楽しみです!

 

講座後に活動を通じて、筆甫地区がもっと元気な地域にできるよう、全力で取り組んでまいります!    

(落合)


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事業開始から**4年1日**

2017年5月15日。
今日は、りぷらすが事業を開始から4年1日目の日にあたります。
経営も全くわからないままゼロからの創業。
ここまで続けられたのも、多くの方のお力添えのおかげです。

おたからサポーター養成講座も、今日が10回目の講座開催となりました。
全く利益にならないといっても過言ではない本事業にご賛同頂き、継続的にご協力、助成頂いた多くの企業、団体の皆様のおかげです。 心より御礼申し上げます。



今回の講座には、仙台、大崎などの遠方から参加され、また参加者も20代〜70代と多彩な顔ぶれとなりました。 受講動機は、下記のように様々です。

  • 道楽でやっている踊りを続けたい、元気な高齢者の時代を長く続けたい。 
  • 今から何か始めたい。 
  • 高齢者をうちの中から出してみんなと集まれる場を作りたい。 
  • 先日、病院を受診したら血糖が倍くらいあって驚き、何かしようと思った。 

これから、新しいサポーターさんと活動できるのがとても楽しみです。
健康を個人の責任だけとせず、個人を含めさらに心理・社会的要因を踏まえたアプローチを石巻から発信し続けます。目指す成果に向けて、さらに歩んでまいりますので、引き続き応援いただければ幸いです。

(代表理事・橋本大吾)

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