高齢者介護を巡る家族間事件~1週間に1件の割合で発生?!~



【2016年12月5日読売新聞一面より】

2013年1月から今年8月末までの間、介護を受けている60歳以上が被害者、その家族が加害者となった事件(殺人事件・心中・傷害致死事件など)の発生件数は全国で少なくとも179件、亡くなった方は189人。ほぼ1週間に1件のペースで、このような事件が発生していることが明らかになったそうです。このうち「70歳以上の夫婦間で事件が起きたケースが4割を占めた」とあります。

別の調査からは、高齢の男性が慣れない家事と介護で思い詰め、あるいは認知症を患い、その介護負担により犯行に及んだケースが目立つ傾向も見られたそうです。また、加害者の年齢とその関係については、加害者が夫や妻、だけではなく40〜50代以上の「息子」や「娘」となるケースも、決して少なくないという点にも注目しなければなりません。


(中山奈保子)

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【防災マニュアル見直しましたか?】

おはようございます、りぷらすの橋本です。
昨日(11月22日)午前5時59分。 震源地を福島沖とするマグニチュード7.4の地震が発生しました。
私たち、りぷらすの運営拠点がある石巻市では、発震のわずか数分後に「津波注意報」が発令されました。運営拠点は、比較的内陸。 東日本大震災では、津波による被害が出なかった場所のため、その時点で、デイサービス:スタジオぷらす石巻の営業も通常どおりとしていました。

しかしながら、その約2時間後。午前8時9分に津波注意報が「津波警報」に切り替えられ、午前中の営業を中止すると判断しました。



急遽営業中止となったスタジオぷらす石巻では、空いた時間を「防災マニュアル」の見直し議論の時間に費やしました。今回の経験を踏まえ、より精度の高いものに。 とはいえ、どこまで指示を仰ぎ、また現場で判断するべきか悩みます。 やはり、日々見直し共通認識を深めることが大事など改めて気づきました。 皆さんの会社や、施設ではどのように今回の経験を活かしましたか? 今回の地震が余震でないことを祈るばかりです。


◆以下、石巻市沿岸部在住スタッフの記録を転載します。

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地震発生時刻。
石巻工業港近くにある自宅に居た私は、7歳・11歳の子供と避難すべきか、そのまま自宅2階にとどまるべきか大変悩んで居ました。外の様子を見ると、お隣の方は既に車で避難。もう少し遠くを見ると、普段通りの様子が広がって居ました。今慌てて車で避難をして、途中で津波が押し寄せて来たらどうしよう、今は注意報なのだから、ここにとどまった方が良いという判断でした。

急遽、子供達と最寄りの避難先である小学校への避難を決めたのは、発震から約1時間後の午前7時過ぎ。「なんで福島だけ警報なの?隣の宮城まで(津波は)来ないの?」という不安と、地震の揺れ方が、2011年のものと酷似してという「直感」から避難することを決意しました。その判断は、大正解でした。小学校に到着するや否や、注意報が「津波警報」に切り替わったことを知り、背筋が凍りつくほどの恐怖を感じたと同時に、自分自身が、最良の判断ができたことに安堵しました。その頃、小学校の周辺道路は大渋滞。この大渋滞に巻き込まれて居たら、子供達をもっと怖い思いをさせて居たかもしれません。災害情報は本当に大切。ですが、自分自身の命を守る「判断」も欠かせません。判断力は、日頃の意識によって養われるのでしょうか。今後も、気をひきしめ、有事に備えていきたいと思います。(一社りぷらす:理事・作業療法士 中山奈保子)

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「社員に“介護”について知ってもらいたい」

「介護というテーマを通して、社員一人一人が家庭環境をより良くしていって欲しい」

株式会社国本引地専務より、このようなお言葉を頂戴するとともに研修のご依頼を頂き、去る11月2日に行って参りました。
セミナー開催に先立ち、改めて社長から社員へ、このセミナーの趣旨や想いが伝えられました。非常に自分ごととして捉えている方が多いからでしょうか、うなずきながら聞いてる方が多かったように思います。

 

「介護はいつ始まるかわからないからこそ、元気な時から話し合っておくことだ大事」

私がそのようにお話しますと、社員の方が突然起立し、他の社員に向けてご自身の体験を話されたのがとても印象的でした。その方は、「普段から(家族の介護について)話し合っておくこと」の重要性を力強く説いておられました。…嗚呼。この企業では普段から、経営メンバー、社員みんなで支え合う、意見を言える風土があるのだなと、感じました。

「仕事と介護の両立」という課題は、東京などの大都市および大企業を中心に取り組みが進められていますが、中小企業などではまだまだ浸透度も低いのが現状です。まして、それが東北というと、「言ってることはわかるが、うちでは難しい」などといった思いを抱える企業が目立ち、あらかじめ対策を取ろうとする企業はごく僅かといった状態です。おそらく全体の1%以下ではないでしょうか。そう考えますと、今回お話させて貰った国本さまは、東北の「最先端」といっても過言ではありません。 今後は、国本さまのように、しっかりと未来を見据え、仕事と介護の両立ができる環境作りを推進する企業を増やしていきたいと思っております。

代表理事・橋本大吾

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【暮らしと介護*コラム vol.5】40代女性が抱えやすい問題

介護×育児=ダブルケア
女性の40代を持ち受けるものはそれだけじゃない
更年期の年齢になると、その親世代は70代以上に!



『子育て中なのにもう親の介護が必要になってしまった』

という状況…ここ数年の晩婚傾向が影響しているようです。
40代の女性。
会社に勤めている方なら、管理職やプロジェクトリーダーなどの重要なポジションを任され、多忙な日々を送ってい方が多いと想像します。

体力の衰えも気になり始める頃でもあります。しかしながら、これから待ち受けているのはそれだけではありません。 子育てと介護、仕事・・・ それに加えてある日突然、女性特有の症状「更年期障害」が襲ってくる可能性もあります。仕事も子育ても全盛期!そんな時期に、こうした症状に加え親の介護の問題がのしかかってきたら。

「介護」の問題・・・「年を取ったから仕方ない」と割り切っていても介護の重圧が重くのしかかってくると 大きなストレスを抱えてしまいます。 しかも、「ゴールが見えない」と感じれば感じるほどひどく憂鬱になってしまい心身ともに疲れ果ててしまいます。

更年期ストレスの上手な付き合い方 ストレスを少しでも和らげるために必要なのは癒しホルモン(幸福ホルモン)「セロトニン」を活性化させることです。
※セロトニンは脳内で分泌される重要な神経伝達物質で「心の安定」と深いかかわりがある癒しホルモンです。


40代女性が抱えやすい危機的問題。
自分たちだけで抱え込まないで 介護問題は女性だけに負担がかかりがちですが、一人で抱え込むのが最も良くありません。自らの心身がつらい更年期に、自分だけで乗りこえようとしてはいけません。先の見えない介護の場合、夫や家族の協力だけでは限界があります。地域包括支援センターやボランティア、地域の協力者など積極的に周囲の支援を求めていきましょう。そして、自分の人生を慈しむ時間をつくっていきましょう。

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◆女性が直面しやすい「ダブルケア(育児と介護の両立)」をはじめとしたセミナー開催のご相談に応じております。お気軽にご相談ください!


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【新聞掲載】連携でダブルケアに備え

先月、NPO法人ベビースマイル石巻さまのご協力により開催した、
**「ダブルケア」講座**
の様子を石巻日日新聞一面に掲載して頂きました。

◆りぷらすwebsite「最新ニュース」のページからも記事をご覧頂けます。
(PDF)

 

【以下、掲載記事より抜粋致します】

 ◆介護支援のりぷらす×子育て支援のベビスマ
 「連携」でダブルケアに備え

石巻地方で介護福祉分野の支援に取り組む一般社団法人りぷらす (橋本大吾代表理事)が、子育て中の親を対象とした介護講座に乗 り出した。晩産化と高齢化が進行し、子育てと親の介護を同時に行うダブルケア状態の人が増える中、備えとして知識を身につける場を提供していく。10月には石巻市蛇田の子育て支援拠点「スマイル」で初の講座を開いた。

(中略)

りぷらすでは、今後、ベビースマイルの協力で、月に1度のペースで講座や介護予防などを掘り下げたテーマを扱っていき、親どうしの情報交換会なども催していく構想という。千葉さんは「いざ介護というときに知識がないと、慌てる原因になる。介護者が地域というチームに支えられ、自分の人生を生きられるよう、知識の浸透を図っていきたい」と話していた。

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◆りぷらす・仕事と介護の両立支援事業
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