『被災地域から学ぶ地域づくり ~地域包括ケアは地域づくりと地域防災~』

代表理事の橋本です。
2016年11月23日、東京都理学療法士会主催の研修会に講師としてお招き頂きました。
研修のテーマは『被災地域から学ぶ地域づくり ~地域包括ケアは地域づくりと地域防災~』

東日本大震災の支援活動から始めた宮城県石巻市での地域リハビリテーション ~理学療法士が行う、市民・行政・企業と連携した地域包括ケアの実践と題し、

  • なぜ、ボランティアから事業として現地に移住したのか。 
  • なぜ、 保険制度の中だけで活動していないのか? 
  • どのように、誰も知らない地域で事業を立ち上げ、様々な活動につなげていったのか?

以上のような内容を、りぷらす設立の経緯と併せお話しさせて頂きました。

 


さらに、神奈川県理学療法士会災害対策委員長の下田栄次さんが、東日本大震災から熊本地震での支援活動、居住地域での防災活動など様々な活動を報告。「地域防災のあり方」について提言されました。 下田さんのお話を通じ、地域包括ケア、地域防災いずれの領域でも「平時からの取り組み」が最も重要だということを改めて認識しました。

何かが起こってから始めてどうするかではなく、普段の暮らしや仕事が、結果的に地域包括ケアや地域防災につながる。つまり、日々のあり方が大切だということなのです。



(代表理事・橋本大吾)


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三輪田窯“ダブルケア”講座

11月24日
スタジオぷらす石巻から車で十数分、北上川のほとりにある「三輪田窯(みのわだがま)」を会場に育児と介護のブルケア講座」を開催しました。想定していたよりも多くの方々に受講いただき、とても寒い日ではありましたが、とっても素敵な「あおぞら講座」となりました。

今回の受講者は、地元のママさんが中心。ママが学んでいる間(将来を担うであろう)子供たちは鼻をたらして遊んでいました!(^^)!



講座を終えた後は、三輪田窯の敷地内に併設されるかめカフェさんのコーヒーを頂いたり、手作りパンの移動販売「おひさまや」さんの優しくておいしいパンを食べたり、サロンフォンデュさんのアロママッサージで心と体を癒してもらったり…育児や家事で疲れ果てていても休む暇のないママさん達も、ゆったりとした時間を過ごしてらっしゃいました。


ママさん達とお話していると、若い世代のママさんたちが「しっかり将来のことを考えていること」に驚きました。…やっぱり、こんなにかわいい子供たちに苦労は掛けたくないですよね。そう、しみじみ思いました。親の鏡!ですね。そんなママさんたちには、どんなに辛いことがあっても、自分らしく素敵な生き方をしていただきたいです‼

共催:かめかふぇ / おひさまや / からだサロンフォンデュ
次回は、2月に予定しています。興味のある方、お気軽にお越しください^^

(仕事と介護の両立支援事業 千葉)




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高齢者介護を巡る家族間事件~1週間に1件の割合で発生?!~



【2016年12月5日読売新聞一面より】

2013年1月から今年8月末までの間、介護を受けている60歳以上が被害者、その家族が加害者となった事件(殺人事件・心中・傷害致死事件など)の発生件数は全国で少なくとも179件、亡くなった方は189人。ほぼ1週間に1件のペースで、このような事件が発生していることが明らかになったそうです。このうち「70歳以上の夫婦間で事件が起きたケースが4割を占めた」とあります。

別の調査からは、高齢の男性が慣れない家事と介護で思い詰め、あるいは認知症を患い、その介護負担により犯行に及んだケースが目立つ傾向も見られたそうです。また、加害者の年齢とその関係については、加害者が夫や妻、だけではなく40〜50代以上の「息子」や「娘」となるケースも、決して少なくないという点にも注目しなければなりません。


(中山奈保子)

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【防災マニュアル見直しましたか?】

おはようございます、りぷらすの橋本です。
昨日(11月22日)午前5時59分。 震源地を福島沖とするマグニチュード7.4の地震が発生しました。
私たち、りぷらすの運営拠点がある石巻市では、発震のわずか数分後に「津波注意報」が発令されました。運営拠点は、比較的内陸。 東日本大震災では、津波による被害が出なかった場所のため、その時点で、デイサービス:スタジオぷらす石巻の営業も通常どおりとしていました。

しかしながら、その約2時間後。午前8時9分に津波注意報が「津波警報」に切り替えられ、午前中の営業を中止すると判断しました。



急遽営業中止となったスタジオぷらす石巻では、空いた時間を「防災マニュアル」の見直し議論の時間に費やしました。今回の経験を踏まえ、より精度の高いものに。 とはいえ、どこまで指示を仰ぎ、また現場で判断するべきか悩みます。 やはり、日々見直し共通認識を深めることが大事など改めて気づきました。 皆さんの会社や、施設ではどのように今回の経験を活かしましたか? 今回の地震が余震でないことを祈るばかりです。


◆以下、石巻市沿岸部在住スタッフの記録を転載します。

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地震発生時刻。
石巻工業港近くにある自宅に居た私は、7歳・11歳の子供と避難すべきか、そのまま自宅2階にとどまるべきか大変悩んで居ました。外の様子を見ると、お隣の方は既に車で避難。もう少し遠くを見ると、普段通りの様子が広がって居ました。今慌てて車で避難をして、途中で津波が押し寄せて来たらどうしよう、今は注意報なのだから、ここにとどまった方が良いという判断でした。

急遽、子供達と最寄りの避難先である小学校への避難を決めたのは、発震から約1時間後の午前7時過ぎ。「なんで福島だけ警報なの?隣の宮城まで(津波は)来ないの?」という不安と、地震の揺れ方が、2011年のものと酷似してという「直感」から避難することを決意しました。その判断は、大正解でした。小学校に到着するや否や、注意報が「津波警報」に切り替わったことを知り、背筋が凍りつくほどの恐怖を感じたと同時に、自分自身が、最良の判断ができたことに安堵しました。その頃、小学校の周辺道路は大渋滞。この大渋滞に巻き込まれて居たら、子供達をもっと怖い思いをさせて居たかもしれません。災害情報は本当に大切。ですが、自分自身の命を守る「判断」も欠かせません。判断力は、日頃の意識によって養われるのでしょうか。今後も、気をひきしめ、有事に備えていきたいと思います。(一社りぷらす:理事・作業療法士 中山奈保子)

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「社員に“介護”について知ってもらいたい」

「介護というテーマを通して、社員一人一人が家庭環境をより良くしていって欲しい」

株式会社国本引地専務より、このようなお言葉を頂戴するとともに研修のご依頼を頂き、去る11月2日に行って参りました。
セミナー開催に先立ち、改めて社長から社員へ、このセミナーの趣旨や想いが伝えられました。非常に自分ごととして捉えている方が多いからでしょうか、うなずきながら聞いてる方が多かったように思います。

 

「介護はいつ始まるかわからないからこそ、元気な時から話し合っておくことだ大事」

私がそのようにお話しますと、社員の方が突然起立し、他の社員に向けてご自身の体験を話されたのがとても印象的でした。その方は、「普段から(家族の介護について)話し合っておくこと」の重要性を力強く説いておられました。…嗚呼。この企業では普段から、経営メンバー、社員みんなで支え合う、意見を言える風土があるのだなと、感じました。

「仕事と介護の両立」という課題は、東京などの大都市および大企業を中心に取り組みが進められていますが、中小企業などではまだまだ浸透度も低いのが現状です。まして、それが東北というと、「言ってることはわかるが、うちでは難しい」などといった思いを抱える企業が目立ち、あらかじめ対策を取ろうとする企業はごく僅かといった状態です。おそらく全体の1%以下ではないでしょうか。そう考えますと、今回お話させて貰った国本さまは、東北の「最先端」といっても過言ではありません。 今後は、国本さまのように、しっかりと未来を見据え、仕事と介護の両立ができる環境作りを推進する企業を増やしていきたいと思っております。

代表理事・橋本大吾

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