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住民主体の介護予防において、「人」と「場所(居住地内・外)」の関係性で見ると
4つのパターンがあります。
これら、4つのパターンで難易度が変わってきます。
おたからサポーターの仕組みは、違う人が違う場所で体操教室を
実施できるように設計してきました。
最も大きな理由は、災害などなにより、「人」と「場所」は変化するということです。
そのため、「地域と地域を超えて人がつながり健康づくりを実現できる仕組み」
が必要とされていました。
言ってみれば、「人」と「場所」に依存しない仕組みです。
人と場所を細かく見て見ると、いくつかの要素があります。
「人」について
・仕事の都合
・家族の都合
・病気・怪我の都合
・地域の人との関係性の変化
「場所」について
・復旧、復興期におけるの変化(仮設住宅、復興住宅、持ち家などへの引越し)
・災害による変化
もちろん、人と場所が変わることによるメリットとデメリットも存在します。
「人」については、属人化しないということが最大のメリットです。
「場所」については、自分の居住地では体操をやりにくいという方も、地域を超えると
実施できる方がいらっしゃいます。そういう方も、貢献できるようになります。
(橋本)
このように、新しい可能性にチャレンジしたい方を募集しています。
ご興味のある方は、事業の説明にも伺いますので、お気軽にご連絡ください。
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【復興住宅に入居している22人中15人が参加】
本日、石巻市のある復興住宅で、おたからサポーターさんによる
体操教室が行われました。
そこは、昨年の夏頃完成した復興住宅で、当然知らない人同士が入居している
場所です。
たまたま、そこに引っ越すことになった、サポーターさんが、それなら自分がここで
やりますということで、毎月コツコツ体操教室をきっかけとして、お茶っこしながら
コミュニティー作りを始めました。
30代後半の男性の方です。
そして、先ほど
「今日は、15人の方が参加しました」
「ここには、22人住んでいます」
「来年度も継続的に行っていくことが決まりました」
と連絡がありました。
この仕組みの立ち上げを想像していたことが、着々と実現してきています。
自分のために自分の地域を作る。
「住民主体の介護予防」、「住民主体の多世代交流」、「住民主体の健康づくりが」、
地域に根を張り少しずつ広がっています。
とても嬉しい電話でした。
(橋本)
りぷらすでは、住民主体の介護予防の実践を
2014年9月〜2018年2月まで、約3年半実践してきました。
現在は、年間1500名ほどが参加する体操教室を、講座を終了した
完全に住民さんが主体となって行なっています。
また、講座終了した方の81.8%が体操の活動者となっていま
ここまで、大きなポイントとして、4つの壁がありました。
今回は、それらをどうやって乗り越えてきたのかについて、まとめてまいります。
副リーダーさんが誕生しました。
その結果、活動者が増え、活動場所が増えていきました。
活動が増えてくると、地域間の量やリーダーさんの負担にバラツキが出ます。
うまく分担できる仲間がいることが重要でした。
大きく分けると二つで、活動を立ち上げるフェーズと、広げるフェーズ。
このポイントは、大きな分岐点になると思います。
実際に立ち上げて悩んでいる方や、これから立ち上げようと思っているが
悩んでいる方は、ぜひ参考にして頂ければ嬉しいです。
下記の機会では、それを詳しくディスカッションいたします。
実際に、サポーターのリーダーの方や、弊社でコーディネートに
当たっていたスタッフも参加するので、生の声を聞くことができます。
また、4月〜6月頃に実際の「住民主体の介護予防の立ち上げ講座」を
行う予定です。
すでに、参加希望する方は、優先させて頂きますので、お早めにご連絡ください。
詳細決まりましたら、報告致します。
また、2/24以降で、すでに「住民主体の介護予防」
の立ち上げのご相談が多い場合には、そちらを優先し
「住民主体の介護予防の立ち上げ講座」を実施しないかもしれません。
何れにしても、お早めにご相談頂ければ幸いです。
(橋本)
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全国、様々なところでお話しさせて頂く中で、
どうやったら自分たちも住民主体の介護予防の取り組みを始められますか?
という質問を多く頂きます。
行政主導の取り組みでは
・茨城県のシルバーリハビリ体操、
・高知市のイキイキ100歳体操など
の2つが有名で
全国の様々な地域に導入されてきています。
その一方で、ご質問をいただくような、民間の組織やNPOなども、
自分たちで住民主体の介護予防の仕組みを
作ろうとしていますが、上手くいっている事例な話を聞いたことがありません。
今回は、それらが失敗するポイントとその対策について、まとめました。
1)講座後の出口戦略がない、または専門家主体となっている
2)モデルケースをそのまま行う
3)専門家だけで行う
4)楽しくより、正しくを求める
これらを踏まえてポイントは
講座をするのは、実は簡単です。
いろんなところで、専門家が住民さんに講座をしているのをご覧になるでしょう。
健康講座、認知症予防講座。
難しいのは、講座の後、いかに「活動をしたくなる」設計になっているのか。
今までの、介護予防は、専門家が一方向的に住民さんに伝えるという仕組みでした。
それは、専門家主体です。
その先の行動変容が起こる仕組みを考えることが大事です。
そして、現場がない状態で、住民主体の活動をつなげても難しいと思っています。
少なくとも、活動を立ち上げる組織で数カ所のある程度信頼関係のある
現場(地域コミュニティー)があることが望ましいでしょう。
僕たちは、そこから進めていきました。
モデルケースと、自分たちの組織や地域の違いを検討し、導入することが大事です。
それらの違いがあってもうまくいくのか、それともアレンジした方が良いのか。
例えば、ざっと思いつくだけでも「実施主体」、「資金」、「認知度」、
「信頼度」、「地域特性」、「関係機関との連携」など様々です。
上記を踏まえ最も大事なのが、「時間」です。
活動に際して、どのくらいの時間をかけて進めていくのか。
その時間によって、すべての設計が変わってきます。
僕たちは、0.5日/日×2日/週×2人で始めていきました。
この講座の最大の受益者は、住民さんであり地域に住む人々です。
それなのに、いわゆる専門家だけで考えることがありませんか?
大事なのは、プロセス。
そして、この活動や、住民さんの生活にどのような良い影響が出ることを目指しているのか。
また、将来的にどんな地域を一緒に目指しているのか。
そんなことは、言葉にしないと伝わらないし、誤解を生みやすいので、共有することが大事。
そして、ビジョンの共有やブラッシュアップも重要です。
始めたら、どんどん改善することが出てきます。
変化を恐れず、どんどん一緒に考えながら、プロジェクトを進めていきましょう。
僕たちは、月に1回~2回一緒に考えながら、プロジェクトを進めています。
専門家であるがゆえに、この落とし穴にはまりやすいと思っています。
・正しい → つまらない → 続かない → やってもやっても継続しない
・楽しい → 継続する → 少しづつ正確になる → 効果出てくる
こんな好循環を目指すには、まず「楽しさ」が大事。
楽しくないと続かない。
講座は、「笑い」が大事です。
とはいえ、このような活動が必要となっている背景もお伝えする必要があります。
それは、固くどちらかというと、聞きたくない内容です。
なので、講座のどのタイミングで、「どんな内容」を入れるか。
毎回話し合い、細かく何十回も改善して今のスタイルになりました。
民間の組織で立ち上げるのであれば、おそらく私たちの取り組みは参考になると思います。
その理由は下記の通りです。
1)住民の認知度、信頼度0:地縁があるスタッフは0、すべて移住者で実施
2)資金最低限;10名のデイサービスをやりながら実施
もっと詳しく知りたい方は、
にご参加ください。
実際に講座で使っているテキストの一部も配布する予定です。
(橋本)
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