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【防災マニュアル見直しましたか?】

おはようございます、りぷらすの橋本です。
昨日(11月22日)午前5時59分。 震源地を福島沖とするマグニチュード7.4の地震が発生しました。
私たち、りぷらすの運営拠点がある石巻市では、発震のわずか数分後に「津波注意報」が発令されました。運営拠点は、比較的内陸。 東日本大震災では、津波による被害が出なかった場所のため、その時点で、デイサービス:スタジオぷらす石巻の営業も通常どおりとしていました。

しかしながら、その約2時間後。午前8時9分に津波注意報が「津波警報」に切り替えられ、午前中の営業を中止すると判断しました。



急遽営業中止となったスタジオぷらす石巻では、空いた時間を「防災マニュアル」の見直し議論の時間に費やしました。今回の経験を踏まえ、より精度の高いものに。 とはいえ、どこまで指示を仰ぎ、また現場で判断するべきか悩みます。 やはり、日々見直し共通認識を深めることが大事など改めて気づきました。 皆さんの会社や、施設ではどのように今回の経験を活かしましたか? 今回の地震が余震でないことを祈るばかりです。


◆以下、石巻市沿岸部在住スタッフの記録を転載します。

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地震発生時刻。
石巻工業港近くにある自宅に居た私は、7歳・11歳の子供と避難すべきか、そのまま自宅2階にとどまるべきか大変悩んで居ました。外の様子を見ると、お隣の方は既に車で避難。もう少し遠くを見ると、普段通りの様子が広がって居ました。今慌てて車で避難をして、途中で津波が押し寄せて来たらどうしよう、今は注意報なのだから、ここにとどまった方が良いという判断でした。

急遽、子供達と最寄りの避難先である小学校への避難を決めたのは、発震から約1時間後の午前7時過ぎ。「なんで福島だけ警報なの?隣の宮城まで(津波は)来ないの?」という不安と、地震の揺れ方が、2011年のものと酷似してという「直感」から避難することを決意しました。その判断は、大正解でした。小学校に到着するや否や、注意報が「津波警報」に切り替わったことを知り、背筋が凍りつくほどの恐怖を感じたと同時に、自分自身が、最良の判断ができたことに安堵しました。その頃、小学校の周辺道路は大渋滞。この大渋滞に巻き込まれて居たら、子供達をもっと怖い思いをさせて居たかもしれません。災害情報は本当に大切。ですが、自分自身の命を守る「判断」も欠かせません。判断力は、日頃の意識によって養われるのでしょうか。今後も、気をひきしめ、有事に備えていきたいと思います。(一社りぷらす:理事・作業療法士 中山奈保子)

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一般社団法人りぷらすweb site
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スタジオぷらす登米 / 事業報告会のお知らせです

スタジオぷらす登米より【事業報告会開催】のお知らせです。
日ごろ応援してくださる皆さまへ感謝の気持ちを込め、利用者様の変化やデイサービスからの「卒業」に向けた取組事例などをお話させて頂きます。ご都合がつきましたら是非ご参加くださいまようお願いいたします。
(遠隔地の方には「Skype」でのご参加も可能です。同時通信の人数に限りがありますので、事前にご相談ください:りぷらす「facebookページ」にて承ります)

◆開催日時:平成28年11月8日(火曜日)18時半〜19時半
◆場所:スタジオぷらす登米

※お車でお越しの際は、当事業所前専用駐車場をご利用ください
(駐車場に限りがありますので同じ事業所の方は乗り合わせてお越し頂ければ幸いです。)
※事前申し込みは不要です。 

◆事業報告会・内容
①利用者様の特徴や変化について
②介護状態からの「卒業」に向けた事例報告
③新たな取り組みについて
(基準該当サービスについて・おたからサポーターの取り組みについて)
④質疑応答

◆スタジオぷらす登米・最新記事はこちらです。
「歩けるようになったら…」


スタジオぷらす登米
管理者・小田智樹

一般社団法人りぷらすweb site

「歩けるようになったら…」

スタジオぷらす登米を利用中のBさんは、腰痛があり長時間立っていることが難しく、歩行時にふらつきが見られます。そんなBさんの目標は、「腰痛を改善しふらつかずに歩く」こと。Bさんに、その思いについて詳しくお話を伺ってみると、「以前のように家事ができること、まずは、掃除機を使って掃除をしたいんです」という想いを語ってくださいました。


そこで私たちは、Bさんのお宅で使っている掃除機と似たモデルを用意し、不安な点を聞きながらスタッフと一緒に動作確認しました。Bさんは「しばらくぶりに掃除機使ったけど、何とかできたね」と笑顔でお話になりました。

スタジオぷらす登米
介護士・佐藤

一般社団法人りぷらすweb site

地域の方々に支えられて

2016年9月29日
スタジオぷらす石巻にて「運営推進会議」(※)を実施しました。
(※)私たち事業者がふだん提供しているサービス内容についてお伝し、サービスの質向上と地域の皆さま方の健康増進を図る目的で実施される会議です。

参加された方は、民生委員さん、包括の所長さん、行政の担当課の保健師さん、スタジオぷらす石巻の利用者さん2名、利用者のご家族さん3名でした。

会議では、普段お話することのない、事業所の開設に至る経緯なども共有させて頂きました。 また、災害時の緊急対応について、当事業所で考えていることをお話させて頂き、参加者の皆様からも大変有意義なアドバイスを頂きました。 改めて、地域の様々な方に支えられ、デイサービスを運営させて頂いている有り難さを実感した次第です。

これからも、地域の皆様と共に暮らしやすい社会を創って参りますので、応援宜しくお願い致します! 次の運営推進会議がとても楽しみです。

(代表理事・橋本大吾)

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【スタジオぷらす登米】高次脳機能障害

2016年の1月に脳梗塞になりその後、3月下旬に退院されたOさん。
退院したものの自宅での生活に不安を抱えたため、当事業所を利用することになりました。

一見すると大きな運動麻痺(身体のうごかしにくさ)もなく困っていなさそうなOさんですが、脳梗塞によって高次脳機能障害(:国立障害者リハビリテーションセンターのページに移動します)を抱えていました。Oさんはこの高次脳機能障害により、日常生活に於いて注意力の低下が顕著となり、調理の段取り、現金のやりとりなどが苦手になっていました。外出時は、お金の支払いが怖くなってしまい、すべてご主人にお願いしている状況。そのため、まずはどんな時にどんなことが苦手になったり、怖く感じるのかを模擬練習(実際の場面を設定あるいは想定しながら行う練習)を通して一緒に確認することを行いました。



この練習を1か月程繰り返していたところ、ある時ご本人からご主人に付いてもらいながら一人でお金のやり取りをすることができたのと嬉しそうに報告がありました。ご本人も少しずつ前に進んでいることを実感しているとのことでした。

理学療法士・小田智樹


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