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利用者さんの生活を具体的に聴く

皆さん、こんにちは。横山です。
今回は、医療から介護現場に働く環境が変わり、気づいたことについて掲載します。

 私たちは、普段何気なく利用者さんと会話を行ない、あらゆる情報を聴くこと、伝えることをしています。その何気なく会話している内容から「具体的な生活場面」が想像できます。
 病院勤務の時には、わざわざ「問診」にて生活を聴くことが多く、ある場面を切り取って相手と会話をすることが多いです。
 しかし、介護の現場では、利用者さんが実際に生活をしている場面を訴えるため、訴える幅が広く、リアリティがあり、その場面の感情や具体性が伝わってきます。
つまり、会話の中で生活場面が具体的に表現されていることに気づきました。

 では、利用者さんとの会話の中で、「具体的な生活」を聴くためにどうすれば良いか、私なりの4つのポイントにまとめてみました。
①スタッフ側から会話の枠組みを決めない
②利用者さんから訴えることを想像してみる
③質問してみて、具体的に聴いてみる
④可能であれば、会話の内容を実際に生活している場所で見てみる
これらの4つを意識して行うことで、利用者さんの暮らしを知ることができると気づきました。

皆さんも利用者さんと会話するときに意識してみてください。

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・石巻のデイサービスのスタッフ
・登米のデイサービスのスタッフ(常勤の生活相談員、理学療法士、作業療法士)

興味のある方は下記のリンク先をご覧ください。
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【腰痛・膝痛の知識と対処法について】

みなさん、こんにちは。横山です。
日頃から地域の集会所や公民館で体操を実践しているおたからサポーターから、自身のカラダのケアについて勉強したいという依頼がありました。そこで、7/12に石巻でおたからサポーターさん向けに「膝痛・腰痛の知識と対処法」について勉強会を行ないました。


 平成25年の国民生活基礎調査によると「関節疾患」は「要支援者の介護の原因」で第1位であり、多くの住民さんが「痛み」や「重苦しさ」などを感じながら生活しています。現在、関節の違和感や痛みがなくても一度は腰痛や膝痛になられた方が多く、その際の対処法や予防についても提示してほしいとサポーターさんから要望がありました。


 今回の内容は、①お互いに姿勢をチェックしてみよう、②膝痛と腰痛のグループに分かれ、それぞれの共通点をさがしてみよう、③膝痛・腰痛の知識の整理と負担のない動き方、 ④実際の体操を体験してみよう、です。


 自身のカラダの状態を把握したうえで、簡単に知識の整理を行ないました。膝や腰に負担をかけない動きを体験すると、参加された方から「なるほど!!」や「そうなんだ!」という声があがりました。また、実際の体操では、腰痛が軽減する方や立った状態での前屈が伸びるようになった方が多くいました。


 参加されたサポーターさんからの感想は、「カラダが軽くなった気がする」や「この運動を家でも続けてみたい!」などの声がありました。勉強会が終わってからも質問をたくさん頂き、私自身も勉強になりました。今後も、サポーターさんの活動に関わっていきたいと思います。


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登米店管理者と生活相談員のコント

毎月第2木曜日は月に一度の全体スタッフ会議です。
出来る限りスタッフは集まっての会議で、やいのやいのやっています。
その中で、今月は写真のワークショップ時間がありました。
そこでの一コマです。
管理者小田:「以前撮ったカンボジアの写真に『生』って付けたら、友達に、『なま』って言われたのを思い出したわ」
隣にいた近藤相談員:「字が汚くてですか?」
小田:「違うわ!!」
隣にいた小山思わず爆笑!
小田さんと近藤さんの息の合った関係性を垣間見ました。




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丸森町活動報告2018.7.5

皆さんこんにちは。りぷらすの横山です。

7/5に宮城県丸森町の筆甫地区にて活動しました。
内容は、①床での体操、②痛み相談を行ないました。
参加された住民さんは9名でした。
久しぶりに会えた皆さんと「元気でしたか?」と声をかけてみたり、
また参加者同士でも「久しぶりだね」と元気な姿を見せてくれました。
会場は筆甫まちづくりセンターで行なわれ、
会場内には筆甫に暮らしていた人達の写真が並んでおり、
それを見て懐かしそうに私たちに話してくれました。
挨拶も程々に、床での体操の復習を行いました。
床に座ったままカラダを使ってじゃんけん、ストレッチ、
筋力増強練習をやってもらうと、「久しぶりにやると楽しいね」や
「皆で体操をするとやれるもんだね」と住民さんから声が飛んでいました。
痛み相談では、腰痛で寝返ることができず、勢いを使って起き上がったり、
立つ時に腰が伸ばせない方がいました。また、膝痛の方が多く、
「草取りしてる時に長く膝を曲げていると痛みがでる」や
「長く座っているとすぐに立てない」などがありました。
腰痛・膝痛ともに関節に負担をかけない動かし方の提案と痛みの軽減や
予防となる簡単な運動を紹介しました。
8月にも筆甫地区で体操と痛み相談を行なう予定です。
住民さんの痛みの様子がどのように変化しているか見ていきたいと思います。

 


ただいまスタッフ募集中です。

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【新入職員自己紹介:横山翼】

初めまして、2018年4月からりぷらすに入職した理学療法士の横山翼と申します。
出身は「兵庫県宝塚市」です。

「宝塚」といえば、「宝塚歌劇」と石巻の皆さんも答えてくれるほど有名です。
その他にも「手塚治虫記念館」や「阪神競馬場」が知られています。
高校生まではサッカーに打ち込んでおり、理学療法士を目指すため
大阪府の藍野大学に入学しました。

身近な方を亡くした経験から
一人一人に親身に関り、体を良くすることができる
職業だったので
理学療法士になろうと思いました。

4年間の学生を終え、宮城県石巻市に移住することにしました。
「なぜか?」というと、東日本大震災当時私は19歳でした。
震災に向き合うことができず、遠い世界のことだと思って見ていました。
21歳となり、メディアを通してみた東北が風化されていく現実を目の当たりにしました。
当時の私は無知であり、震災後の東北を福島県の原発限界区域から沿岸沿いに旅をして
現実を知りました。

「私にも何かできることはないか」
そう思って石巻市に移住し、病院で働きながら石巻の皆さんと関わってきました。
移住してから5年が経過し、今年からりぷらすで働いています。

現在は、主に2つの事業に関わっております。
①「介護・障害福祉事業」と②「コミュニティヘルス事業」です。

これから、りぷらすを利用してくれている方々に対しての生活の支援を通して
そのひとにとって、「ありたい暮らし」を実現していくために

一緒に考えたり、体を動かして、共に感動していきたいと思っています。
よろしくお願い致します。
 

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